市議会の総括質問で、県民会館の存続を求めました。
老朽化する県民会館を、県が改修に全額負担し存続を県に対して求めるよう市当局に求めました。市長も、県が改修し存続を望む立場です。
市民の文化拠点を守るため、全力を尽くします。
いま群馬県民会館(ベイシア文化ホール)の来年4月以降の予約が停止され、今後、市と県のプロジェクトチームによる協議が始まります。
県知事は、県民会館の閉館の可能性も否定していません。あまりに一方的で問題です。
県と市のプロジェクトチームの開催時期も明らかじゃありません。
県知事は、県民会館の利用者の9割が前橋市内であるかのような印象操作の発言をしていますが、実際には前橋市内の利用は、令和4年度で73%、平成30年度は51%であり、県内外で広く使われてきたことも明らかにされています。
県民会館は、前橋市内では2000人を収容する大ホールを持ち、毎年末の第九コンサートのほか、様々な文化・芸術行事が行われる県民の文化拠点です。
県民会館の改修には最低30億円はかかるそうですが、県が改修し文化を守るべきです。
詳しくは、以下の質問原稿を参照してください。
【質問原稿】
3、群馬県民会館の存続について
(1)市の対応
県民会館は来年4月以降の予約受付を停止していることに対し、貴重な県民の芸術・文化に関わる発表の場所がなくなるのではないかという心配の声も聞きます。6月6日の記者会見で県の担当部長は、県と市、関係団体と協議し、早く決めたいと述べています。しかし、県知事は閉館や解体の可能性も排除していません。
本市は水と緑と詩の街。歴史、文化を大切に、市民の生涯学習活動が活発に行われています。しかし、次々に文化施設のホールが使えなくなり、グリーンドームは可動式ステージと座席が使えず、テルサは閉館し、市民の発表の場がどんどんなくなっていく現状は問題です。
そこで、本市が県に対して強力に、県民会館を県の全額負担で大規模改修し、存続を求めるべきと考えますがいかがでしょうか。
【提言】県庁所在地の前橋で、2000人収容するホールがなくなることは重大な問題です。高崎市には、音楽センターに芸術劇場、アリーナに加えてGメッセがあります。前橋第九合唱団が毎年行う第九のコンサートを高崎でやらなければいけなくなってしまいます。もっと市民の強い要望に応えて存続を求めていただきたいと思います。
(2)そこで、県への要望について市長に伺います。
市長は、県が修繕し存続を望む立場に立ってこられました。党市議団も、県議団と連携し存続を求め市民の声を届けております。本市は、プロジェクトチームに参加する市職員が市民要望を反映させることになりますが、市長は県民会館の存続を求める市民要望に応えるスタンスで、県知事と懇談し要望することも必要だと考えますが、いかがでしょうか。
【提言】県民、市民の切実な願いに耳を傾けない県知事の姿勢は問題です。存続をのぞむ市民の立場、本市の文化と芸術を守る先頭に立って県知事に要望するように求めて、私からの全ての質問を終わります。
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